リデンシルに育毛効果無しは嘘!医薬品ではないので副作用も限定的

「リデンシル」という新しい育毛成分をご存じでしょうか。これはスイスの企業が開発した成分で、毛髪を作る幹細胞に作用して発毛を促進し、単に髪を伸ばすだけでなく、髪を増やす効果があるとされる成分です。

リデンシルの効果は臨床実験でも確認されています。この成分を3%配合したトニックを84日間被験者が使用した実験では、成長期の毛髪率が平均9%増加、休止期の毛髪率が平均17%減少という育毛効果が確認されました。一説には、発毛成分として有名なミノキシジルの2倍もの効果があるとのことです。

このように、科学的に見ても高い育毛効果が認められることは確かなようですが、一方で、この成分を配合した育毛剤を使った人からは「効果無し」との声も聞かれます。そこで、効果無しというのは本当なのか、では、どんな効果が期待できるのかを詳しくお伝えしていきましょう。

1.髪の毛が無い所に生やす効果は無し

リデンシルに髪を生やす効果無しと言われるのは、この成分にミノキシジルのような発毛効果を期待しているからです。そういう期待があるのなら、効果無しと感じるのもいたし方のないところでしょう。なぜなら、リデンシルには育毛効果は認められるものの、髪の毛のないところから新たな毛髪を生成するような効果はないからです。

発毛成分として正式に認められている成分は、国内ではミノキシジルのみです。髪がないところに生やすという効果はミノキシジルにしかないと思ってかまいません。リデンシルに認められる効果は、発毛効果ではなく育毛効果であることに注意してください。

2.髪の毛を成長させる効果はある

何もないところから髪の毛を生やすような効果は期待できないものの、リデンシルには髪の毛を成長させる効果は認められています。そこで、この成分がどのように髪の毛の成長にかかわるかを以下に説明しましょう。

髪の毛には成長のサイクルがあります。髪の毛は常に一定のペースで伸び続けるわけではなく、成長期と休止期を繰り返しているのです。毛根には髪の毛の土台となる「毛根鞘」という組織があり、この組織が髪の毛を生成しています。リデンシルにはこの組織の働きを活性させる効果が認められており、毛根鞘を構成する細胞がこの成分によって促進されると、髪の成長サイクルが活性化して、休止期が短縮され、成長期の髪の毛が多くなるという仕組みです。

また、リデンシル配合の育毛剤には頭皮環境を整える効果も期待できます。頭皮環境が正常に整えられると、髪の成長サイクルも正常化して、髪の休止期が短くなり、成長期にある髪の毛の方が多くなるのです。

3.医薬品ではないので副作用は限定的

ミノキシジルは医薬品に分類される成分で高い発毛効果が認められますが、それと引き換えに副作用もあります。もともとは血圧を下げる薬に使用されていた成分で、薄毛改善のために開発されたわけではありません。しかし、血圧を下げるだけではなく、発毛の効果も副次的に認められるようになり、現在は薄毛治療薬としても使われるようになったという次第です。そのため、使用を誤ると、急激に血圧が下がるなどの副作用が起こるリスクがあります。

一方、リデンシルは医薬品ではないため、ミノキシジルのような危険な副作用はありません。もちろん、正しい用法と用量を守らないと皮膚の炎症などの副作用が起こる可能性はあります。しかし、ミノキシジルと比べると、その副作用は限定的と言ってよく、多くの人が安全に使用できるでしょう。

ただし、個人差もあるため、なかには何らかの副作用が起きるという人がいることも否定できません。副作用が認められた時は、すぐに使用を中止して速やかに医療機関を受診してください。

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